『賃金上昇時代に求められる日本の新しい働き方とは?』
12月に入り、中盤に差し掛かろうとしていますね。
2024年も残すところ3週間を切りました。
今年は元日から「能登半島地震」から始まり「政治と金の問題」「103万円問題」「物価上昇」etc.
今後も大きな課題点を持ち越したまま2025年を迎えるようになると思います。
さて、本日のBLOGは今後の物価上昇に伴い、人件費の高騰も当然のことながら現代の日本が急務で取り組む課題について少し考えてみようと思います。
あくまでも個人的な見解なのでご理解の程宜しくお願い致します。
~企業と従業員が生き残るための視点と行動~
現在、日本では賃金上昇が大きな課題として注目されています。
少子高齢化や労働力不足の影響を受け「賃金を上げなければならない」という声が多く聞かれる一方で、日本の労働生産性が世界的に低い水準であるという問題も存在します。
こうした背景の中で、企業と従業員がどう変化していくべきかを経営者の視点から考えます。
賃金上昇が引き起こす変化と課題
人件費の上昇は企業にとって避けられないコストの増加を意味します。
これを補うためには、労働生産性の向上が必須です。
しかし、日本の働き方は長年「メンバーシップ型雇用」が主流であり、この仕組みが生産性向上を阻害していると言われています。
メンバーシップ型雇用の特徴
- 終身雇用を前提とした柔軟な業務の割り振り
- 年功序列による昇給・昇格
- 解雇の難しさ
この雇用形態では、個人の成果が評価されにくい一方で、全体の効率性が犠牲になる場合が少なくありません。
一方で、海外では成果重視のジョブ型雇用が主流となっており、職務と報酬が明確にリンクしています。
賃金上昇時代に必要な視点と行動
企業が生き残りを図るためには、働き方の改革が不可欠です。
以下に、賃金上昇時代に必要なポイントを挙げます。
1. スキルアップの推進
企業は従業員にスキルアップの機会を提供し、労働生産性を向上させる必要があります。
特にデジタルスキルや専門知識の習得は、現代の働き手にとって必須です。
2. 個人成果の可視化と評価
成果主義の導入により、従業員のモチベーションを高め、仕事の責任感を明確にすることが重要です。
これにより、効率的な働き方が促進されます。
3. 業務効率化の追求
無駄な業務を削減し、効率的な働き方を推進することが求められます。
例えば、以下の施策が挙げられます。
- 業務プロセスの見直し
- テクノロジーの導入による自動化
- 重要業務へのリソース集中
4. 柔軟な働き方の導入
リモートワークやフレックスタイム制などの柔軟な働き方を取り入れることで、従業員のモチベーションとワークライフバランスを向上させます。
経営者が取り組むべき3つの施策
- 教育投資の強化
従業員が自らの価値を高められるよう、教育やトレーニングに積極的に投資する。 - 成果主義の導入
個々の成果を公正に評価する仕組みを整えることで、従業員のやる気を引き出す。 - 雇用モデルの多様化
ジョブ型雇用や副業の許可など、多様な働き方を許容し、幅広い人材を活用する。
日本の働き方は、賃金上昇と生産性向上という二重の課題に直面しています。
この状況を乗り越えるには、経営者と従業員が協力し、新しい働き方を模索することが必要です。
企業は柔軟な発想と行動で、生産性を高めながら従業員の満足度も向上させる働き方を実現しなければなりません。
この賃金上昇時代を、ピンチではなくチャンスと捉え、未来に向けた変革を進めましょう。
今後の日本に求められるジョブ型雇用へのシフトチェンジ
私個人としては、今後、日本もジョブ型雇用にシフトチェンジしなければならないと考えています。ジョブ型雇用の利点は、明確な職務内容とそれに基づいた評価システムによって、従業員のモチベーションを高める点にあります。具体的には以下の点が挙げられます。
1. 成果主義の徹底
ジョブ型雇用では、職務内容に基づく明確な目標が設定され、成果に応じた報酬が支払われます。
これにより、従業員は自らの努力が直接報われる環境で働くことができます。
2. 専門性の向上
従業員は特定の職務に特化することで、スキルを磨きやすくなり、企業全体の競争力も向上します。
特に、AIやデジタル化が進む現代においては、専門知識を持つ人材が企業の成長に不可欠です。
3. 雇用の柔軟性
ジョブ型雇用では、必要なスキルを持つ人材を適切なタイミングで採用することが可能です。
一方で、スキルが求められる水準に達しない場合には再教育や契約の見直しも行いやすくなります。
ジョブ型雇用への移行を成功させるために
ジョブ型雇用を日本で実現するには、次のような課題に取り組む必要があります。
1. 文化的な慣習の見直し
終身雇用や年功序列といった日本独特の働き方の慣習を変えることが求められます。
この変化には時間がかかるかもしれませんが、企業が積極的に改革に取り組むことが重要です。
2. 人材育成プログラムの充実
従業員がジョブ型雇用に適応できるよう、スキルアップのための教育やトレーニングが必要です。
これにより、労働市場におけるミスマッチを防ぎます。
3. 公正な評価制度の構築
成果を正確に評価するための基準やシステムを整えることで、従業員の納得感を高め、企業への信頼を築くことができます。
日本の労働市場は、賃金上昇と生産性向上という二重の課題に直面しています。この課題を解決するためには、従来のメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へのシフトが不可欠です。
企業と従業員が共に変化を受け入れ、新しい働き方を模索することで、これからの時代に適応した持続可能な労働環境を築いていく必要があります。
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