『現代日本における行動力低下の要因とその克服への道』
前回のBLOGで『行動しなければ生き残れない!スキルなき者は淘汰される時代はすぐそこまで来ている』といったタイトルで将来が不安、自分には何もないと言っている人でも「行動に移す人は2割」といった内容の記事を作成しました。
前回のBLOGを確認したい方は下記URLをクリックorタップしてみて下さい。
https://sumaho-okayama.com/2025/02/04/56153/
本日のBLOGは、なぜそういった人たちが特にこの時代、増えてしまっているのかを更に深堀していこうと思います。
勿論、大都市圏と地方の考え方は変わってきますが、その要因なども踏まえて作成していこうと考えています。
(※一部、個人的見解の部分も入っていますのでご理解の程宜しくお願い致します)
この記事が何らかの形で皆さんの参考になれば、幸いです。
かつて「賢い国」「強い国」と称された日本ですが近年、その輝きが薄れつつあるように感じられます。
特に人々の「人間力」すなわち主体的に考え行動する力が弱まっているのではないでしょうか。
この現象の背後には、さまざまな要因が考えられます。
以下にこれらの要因をまとめました。
【1. 情報の偏りと受動的な情報収集】
現代社会では、インターネットや書籍から容易に情報を得ることができます。
しかし、その利便性ゆえに、自分に都合の良い情報だけを選択的に受け取る傾向が強まっています。
特に、切り抜き動画などの短縮された情報は、全体像を把握する妨げとなり、偏った理解を助長します。
このような情報収集の姿勢は、行動を起こす際の判断基準を狭め、結果として行動の遅れや停滞を招くことがあります。
2. 耳の痛い話への拒絶とコミュニケーション不足
他者からの批判的な意見や指摘に耳を傾けない傾向が見られます。
自分にとって不都合な話を避けることで、建設的なコミュニケーションが不足し、自己成長の機会を逃してしまいます。
このような態度は、他者との信頼関係の構築を妨げ、社会全体の協調性を低下させる要因となります。
3. 過度な熟考による行動の遅れ
日本人は物事を深く考える傾向がありますが、それが過度になると、行動に移すタイミングを逃し、結果として何も始められない状況に陥ることがあります。
一方、海外では「まず行動し、その後に考える」というアプローチが一般的であり、この違いが行動力の差として現れることがあります。
4. 固定観念と変化への抵抗
「まあ何とかなるだろう」という固定観念や、島国特有の意識から、変化に対する適応力が低下し、新しい挑戦を避ける傾向があります。
このような姿勢は、急速に変化する現代社会において、個人や組織の成長を阻害する要因となります。
5. 政治への不満と他責思考
確かに今の政治に期待が出来ていない国民が多い事は否めません。
ただ、政治の問題を指摘し、自分の状況を他人や環境のせいにすることで、自己責任を回避し、行動を起こさない理由としてしまうことがあります。
このような他責思考は、問題解決への主体的な取り組みを妨げ、社会全体の停滞を招く可能性があります。
6. リテラシーの問題
「リテラシー」とは、もともと「読み書きの能力」を意味しますが、現在では「ある分野に関する知識や能力を活用する力」を指します。
このリテラシーが低いと、情報を適切に理解・活用できず、誤った判断や行動の遅れにつながります。
特に、情報リテラシーの低下は、情報過多の現代において、適切な情報選択や意思決定を困難にします。
最近、特定のテレビ局の問題がメディアで頻繁に取り上げられていますが、それがあなたの人生にどれほど関係しているでしょうか?
将来に不安を感じているのであれば、そうした話題に時間を費やすよりも、自分自身の課題に真剣に向き合うことが重要です。
少し見るのは構いませんが、そんな話題をダラダラと何時間も見ていることが「将来の不安」があるのになぜ?と感じざる負えません。
私自身、19歳の時に事故で車いす生活となり、昨日まで出来ていた事がその日を境に何も出来なくなり(トイレの事さえ)一時は絶望を感じました。
しかし残された機能を活用し、ベットから車いすへの移動から始め、車いすでの移動、生活に最低限必要な動きを少しずつ身に付け、挑戦と失敗を繰り返すことで、出来る事を増やしていきました。
約2年を掛け、社会復帰と同時に車いすスポーツに取り組み、サラリーマン生活を約20年続け、現在はこの教室の運営を15年間続けています。
今では生活の範囲で困る事は特にありません。
勿論出来ない事は出来ませんが…
その時は家族、友人、色んな方にご協力をお願いします。
最初はそれが嫌で嫌で出来ませんでしたけど…(笑)
「あの人は特別だから」と言われることもありましたが、そうではありません。日本人特有の「できない理由」を探す傾向よりも「どうすれば出来るか」を考える思考に転換することが重要です。
かつて「賢い国」「強い国」と称された日本ですが、国のトップである政治家が「楽しい国 日本」と言っている時点で私たち国民との乖離を感じてしまいます。
だからこそ、個々のスキルを付けていかなければならないと私自身は感じます。
まだ小さな子供さんが居られる親御さんであれば、なおさらです。
そういったリテラシーを10台の頃から持っている子と持ってない子では社会に出た時のスタートラインは確実に違ってきます。
要は現代社会においてスタートラインは平等ではないのです。
行動しない要因を理解し、それを克服することで、私たちはより充実した人生を送ることができるでしょう。
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