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『行動に移せない理由とは何か―人間は本当に極限まで追い込まれないと行動しない?(PC教室編)』

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前回のBLOGで『『現代日本における行動力低下の要因とその克服への道』』といったタイトルで将来が不安、「行動に移せない要因」といった内容の記事を作成しました。

前回のBLOGを確認したい方は下記URLをクリックorタップしてみて下さい。
https://sumaho-okayama.com/2025/02/05/56165/

本日のBLOGは、この教室も15期目に入り、半年が経過しました。
2010年~2011年にコロナというパンデミックが大流行し、一時はどうなるかと思いましたが、沢山の生徒様に支えられ15年を経過しました。
15年間に比べると正直、入会される方は2~3割は減少しています。
前回のBLOGの中で「行動に移せないといった内容」を更にパソコン教室の深堀し、考えていきたいと思います。
※この内容は当教室へ通われている生徒の方、お問合せに来られた方、私自身が色んな方とあった中でのお話しからこの記事を作成しました。
(※一部、個人的見解の部分も入っていますのでご理解の程宜しくお願い致します)


私自身、2009年の開業時、この仕事は10年後にはなくなるだろうと考えていました。
義務教育のICT教育、高校、大学でのPCスキルの拡充、会社でのデジタル化と社内での共有や社内教育を通し、働く全ての人が一般的にパソコンを使える時代が普通にやってくると感じていました。

10年後には、昔言われていた「読み書きそろばん」といったように使える人が当たり前となり、そんな世の中になる事を期待していました。
当初の計画では、10年間で需要がなくなるとともに次の事業も検討していました。

15年前にはスマートフォンが普及されていなかったのですが、スマートフォンの普及が急速に始まり、一時は問い合わせが減少した時期もありましたが、仕事はパソコンといった風潮になり、その後は両立してデバイスを使用するという時代に入っていきました。

ところが、10年経過した2019年頃、パソコンが使えないといった20代~50代、60代の方の需要は多くあり私自身が想像していたものとは程遠かった。
特に2020年~2021年にはコロナというパンデミックが世界を襲い、その時のお問合せ状態は過去最多となりました。

特に3密と言われていた中でも、毎日のようにお問い合わせが続き、沢山の入会者数でした。
そんな方とお話しする中で「テレワーク」になり、困っていると当初は感じていましたが、テレワークで困っているなんて方は全く居らず、今後、会社がどうなるか分からない、会社が倒産した、今後持たないといった方でパソコンが使えていないからといった方々が殆どだったのです。

要は私自身が感じたのは、人間は本当に極限まで追い込まれないと行動しないんだなと感じました。
それでも行動に移さない人、要は逃げていく人も当然居られます。

まだまだ社内で上手く使えていない方、逃げている方、就活時のパソコンスキルに不安を持っている方を目の当たりにしました。
大都市圏と地方では勿論、違いますが…
2022年頃からコロナが落ち着きはじめ、これを機に皆さんの考え方も変化するものだと思っていましたが、その後の問い合わせは減少傾向へ…

なぜ?と感じましたが、やはり人というのは、その窮地が去っていくと元の状態に戻っていくのだなと痛感しました。

今でも問い合わせは月に20件くらいはありますが、学生、社会人問わず、色んな方からお話しを聞くと全然使えていない、若い世代でも学校では習ったけど意味が分からない、会社でパソコンは触っているが、会社のシステム入力くらいしか出来ないといった内容です。
これではパソコンを使える人とは言えません。
要はパンチャーと言われていますね。

確かに将来が不安だからといって、若い世代のご入会もありますが、多いのは社内等で本当に困ってといったコロナ禍と似たような状況の方が多いですね。

私は人が「何故行動できないのか」についてずっと考えてきました。
それは、日々の教室運営の中で「やってみたい」と思いながらも、その決断をしきれない方をたくさん見てきたからです。
ではなぜ、そういったような「不安」「社内で上手く使えていなくて逃げている人」達は行動に移せないのか?

今回はご自分のMIND部分とは異なりパソコン教室の需要という観点から行動心理を考えていこうと思います。


【行動しない理由】パソコンスキル編

1. 総合的な教育体系の問題

ICT教育が導入された以来も、実際に現場で役立つスキルは伝わりません。
親御さん自身の情報リテラシーが低下している事情もあり、学生たちがスキルの必要性を気づきにくいのが現状です。

ネット上の専門家の意見でも賛否両論ありますが、指導する側の先生のスキルにより大きく差が出てしまう、一斉学習では出来る子と出来ない子の差がはっきりと分かれてしまう、実際に当教室でも学校の先生が数名受講されたケースがありますが、かなり酷い状態で、ある先生は1年間テキスト通り説明出来ればOKなのでと言われた先生も居られました。
私自身、この先生から教わる(生徒)子供達は可哀そうだな…という思いしかありませんでした。

海外がICT教育を始め、日本のパソコンを使えない政治家のオジサン達が真似事のように導入し、キチンとした理念を持たず始めた結果、本末転倒となっている現状などが問題視されています。
「OS」も分かっていない現状は大きな問題点ですね…

方法は民間企業からの派遣といった案で解決できるとも言われていますが、未だに年間2~3億円もかかっていると言われている紙面を使用して国会を行っている日本では先生と呼ばれる国会議員の方と国民との間が乖離している状態と言えます。
ペーパーレスを進め、タブレットを議員1名が持って国会答弁を行えばかなりの人件費削減となる問題も指摘はされていますが…
それを唱えていたホープと言われていた若手議員は、法案が通らず結果、「レジ袋」の有料化が進んでしまいました。

2. 他責思考

会社に入ったら誰かが教えてくれるだろうと考える他責的な発想も問題です。
現在の会社はそんな余裕を持っていませんし、人材経営能力も低下しています。
社内研修でも「ハラスメント」「コンプライアンス」「ビジネスマナー」etc.
パソコンの研修なんて行っている所を探す方が難しい現状です。
会社側が当然、使えると判断してしまっている現状。

「これは女性の仕事だ」「得意な人に任せればいい」「私は出来ないので…」
なんて当たり前に言われる上司や同僚の方が居られるというのも驚きです。

管理職と言っても、昔のように社内の人材をマネジメント出来る管理職の人材の低下、コミュニケーション不足などで我流大国となっている。
その為、生産性の問題点もクローズアップされています。

3. 思考停止

上司の指示さえこなせば良いという感覚で、自ら努力してスキルアップを目指そうとしない人も増えています。
上司のいう事だけこなしていくのは「労働者」
自ら考え「報連相」を使いながら提案し改善していかなければ社員とは呼べないといった声があるのも事実です。

昔使われていた言葉で「指示待ち族」という言葉がありました。
皮肉っている言葉なので死語になりつつありますが、つまりそういった社員は要らないといった感覚です。

4. ネット情報の混乱

・パソコン教室に行っても意味がない…
・資格を取っても無駄…
・初心者でも2週間でExcel達人といった集客のための誇大広告といった誤情報に引っ張られる人も多いです。

ネットでパソコン教室で検索をかけても「○○教室 意味がない」なんて書き込みがあったりと…(大手パソコン教室が結構ありますが、数日後には削除されています)
確かにパソコン教室の問題は否定出来ませんが、これは後述で詳しくご説明します。

やはりご自分の足で動いて五感で探してみて判断することが賢明かと思います。
確かにネットは便利なツールではあります。
ただ、これだけ情報過多の時代で必要なのは、情報を見極める力がより必要なると思います。
上手く作ってあるネットの情報のみに偏ってしまうのは危険だと私は感じます。

5. 自己投資の辛さ

物価高発も影響し、教育やスキルアップに金銭を掛ける意識が低下しています。まずは本を買って自己努力するところから始めるのもいいのではないかと思います。
私が会社員時代でも皆さんそこから始めていました。
「パソコンが家にないから」なんて言っている方も居られましたが「それは自分でどうにかしろ」と即答で返されてましたね。
自分で出来ないから私たちみたいなパソコン教室が存在するんです。
学校の勉強が授業だけではついて行けず、家で勉強しても上手くいかないから学習塾があるのと同じです。

以前のBLOGも含め、こうやって掘り下げていくと単純なものです。
腑に落ちる部分も広がってきます。
つまり今の時代、情報が多すぎて溢れかえっている中で私たちも何が嘘で何が真実かも分からなくなっている状態なのです。

6. 高額な大手パソコン教室の問題

これは他教室さんを批判する内容ではありません。
私自身が過去に5つのパソコン教室に通った経緯、当教室に来られる前に別のパソコン教室に通っていたという生徒様のお話しから抽出します。

1時間=1,500円~2,000円という教室が多く存在します。
では、総額はいくら掛かるのでしょうか?
お電話しても「個人のスキルによって変わります」「まず教室でスキルを確認させて下さい」と言われます。

言葉に上手く誘導され、月額で支払っていくのですが、結果的に30万円~50万円、「Word」「Excel」「Power Point」&MOS資格までいくと約80万円くらいが相場です。
但し、当然のことながら総額料金についてはどのホームページには記載されていません…
皆さん、ビックリしちゃいますからね。
ITバブルと呼ばれた2000年頃と変わっていません。
もう時代はあの頃とは違います。

そこまでの価値があるものなら問題はないと思いますが…
私自身の考え方としてDVDを見ながら講師がモニターの中で喋っている映像を見ながらのLESSONに私は価値を感じませんでしたし、身にも付きませんでした。

そのあたりが「ホームページを色々見たが良く分からない…」
「総額、いくら掛かるんですか?」
といった電話のお問合せ時に必ず聞かれます。
当然、当教室はやりたいことによって多少は金額が変わりますが、はっきりとお答えします。

高いと感じる方、安いと感じる方、それは人それぞれお金の価値観は違いますのでお任せしています。
ただ、そういった教室を探して実際に総額を聞いた方からは半額以下は当然の事ながら約1/5の料金でやっていますので「それって半年間ですか?」なんて聞かれることも多々あります。

これは怒られるかもしれませんが、パソコン教室が「利益重視」に走ってしまった原因は同業者ながら責任があると感じます。
だからこそ、当教室は私自身の経験からもっと皆さんが投資できる金額で通えば通う程お金が掛かってしまうシステムではなく、パソコンスキルを付け社会で活躍出来る、給与をしっかりと上げていって欲しい。
そんな教室が地方の岡山にないから、自分で作ってやろうという思いから始めました。
儲けてやろうとは正直思ってません。
雨風が凌げて、温かいご飯が食べれて、温かいお布団の中で眠れれば私たちは十分幸せだと感じています。

「あ~カッコイイ事言ってるわ」と思われる方も居られるでしょう。
露出すれば当然、良くも悪くも言われるのが日本人の特性ですから(笑)

パソコン教室だけではありません。
全ての習い事に共通する問題だと感じます。
私たちは私たち自身の考え方を信じ、理念を持って行っています。
だから正直、儲かりはしません(笑)
ただ、この教室に来てスキルが身に付いて、転職や就活、会社内で活躍出来ているといったお声を聞けることが「仕事のやりがい」なのです。

「行動する人」「行動に移せない人」
過去のBLOGも含め深堀していくとこんな感じだと思います。
「やる」も「やらない」も決めるのはあなたです。
「人は本当に極限まで追い込まれないと行動しない」いった内容から、その要因を分析してみましたが、同時に追い込まれて心と身体がボロボロにならないためにもといった思いでこの記事を書きました。
この記事が何らかのカタチであなたの参考になれば幸いです。


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