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『増え続けるハラスメント問題を根底から考える|職場環境への影響と対策』

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平成元年の「新語・流行語大賞」で「セクシュアル・ハラスメント」が新語部門の金賞を取ったことを覚えていますか?

あれから早くも27年。
「セクハラ」「パワハラ」「モラハラ」が職場で起きる3大ハラスメントとして定着していますが、最近は「マタハラ」「スメハラ」「エイハラ」「ブラハラ」など、一瞬何のことかわからないようなハラスメントも続々と誕生している状況です。

こうした状況の中で、企業側が過度に委縮し、従業員とのコミュニケーションが減少する傾向が強まっています。

最近では「ノイズハラスメント」(音ハラ)というのも出てきました。
・パソコンの「Enter」キーを必要以上に強く押す。
・束ねた書類を机にゴンゴン打ち付けながら整理する
・ハイヒールで「カツカツ」と大きな音を立てて歩く
・会議中に机をたたきながら話す
・休憩スペースでイヤホンから音漏れする机の引き出しを「ガチャン!」と勢いよく閉めるec.などが挙げられるようです。
誰が名付けるのか知りませんが、もう何でもあり状態ですよね(笑)

ハラスメント対策は必要ですが、厳格なルールがかえって職場の風通しを悪くする事もあります。
本記事では、企業側と従業員側の視点から、ハラスメントに対する考え方や職場環境の改善策について考えていきます。


ハラスメントの種類と職場への影響】

ハラスメントには、以下のように多くの種類があります。

  • パワハラ(パワーハラスメント)
     上司が部下に対して過度な指導や叱責を行う
  • セクハラ(セクシュアルハラスメント)
     性的な言動や行為によって相手を不快にさせる
  • モラハラ(モラルハラスメント)
     言葉や態度による精神的な攻撃や人格否定
  • マタハラ(マタニティハラスメント)
     妊娠・出産を理由に不当な扱いをする
  • カスハラ(カスタマーハラスメント)
     顧客からの過度なクレームや理不尽な要求

本来、こうしたハラスメントを防ぐことは職場の健全化につながります。
しかし、最近では何でもハラスメントと捉えられる風潮が生まれ、企業が委縮しすぎてしまうケースも増えています。
明らかなハラスメントは別として今話題になっているハラスメントには「基準がない」というものが問題が拡大したり、色んなハラスメントと呼ばれる原因です。


ハラスメント対策が生み出す新たな問題

✅ 企業側の課題

  • 社員に注意をすることすら難しくなる
  • 指導がパワハラと誤解され、教育の質が低下する
  • 職場の雰囲気が ”ギスギス ”し、コミュニケーション不足になる

「パワハラを避けるために何も言えない」という状況では、社員の成長を妨げ、組織の活力を奪う可能性があります。

✅ 従業員側の課題

  • 上司や同僚との関係がぎこちなくなる
  • 本来の目的(働きやすい環境作り)から外れ、過度に敏感になる
  • 企業の対応が厳しすぎて自由度が失われる

ハラスメントを避けることばかりに意識が向くと、職場での何気ない会話すらもリスクと捉えられ、コミュニケーションが減少してしまいます。


企業と従業員が共にできる改善策】

✅ 企業側の取り組み

  • ハラスメントの基準を明確にし、必要以上の委縮を防ぐ
  • 「指導」と「ハラスメント」の違いを明確にする研修を実施
  • 風通しの良い職場環境を整える(相談しやすい雰囲気作り)

✅ 従業員側の意識改革

  • ハラスメントを指摘する際は、感情的にならず冷静に伝える
  • 周囲の意見を尊重しながら、お互いに配慮する
  • 過度なクレームや要求を控え、健全な職場環境作りに協力する

最近、何でもかんでも「ハラスメントだ」と声を上げる人たちも増加傾向にあります。
彼らには、自己愛傾向が強く、打たれ弱いという特徴があります。
そして、何か問題が起こった時には「自分のせい」よりも「他人のせい」と捉えがち。
これがあまりに顕著な場合、周りには毅然とした対応が求められます。

対価を得て仕事をするのは、そもそも大変なこと。
自分の思い通りにいかないことの方が多い「働く」ということについて、社員にしっかりと自覚を持たせることも、上に立つものの責任なのです。

一方で、あからさまな「ハラスメント」も多く見られます。
感情のままの言動・行動をするだけでなく、必要な印鑑を押さないなど、権限を武器にした嫌がらせをする例も散見され、これは相手を追い詰める理不尽極まりない行為と言えます。
直属の上司がこのタイプだと、メンタル不調を起こしてから問題が明るみに出ることも少なくありません。

「ハラスメントもどき」と「あからさまなハラスメント」
これらはまったく違うことのように思われがちですが、実は両者とも、行為者(前者は告発する者、後者は嫌がらせをする者)が、大きな「不全感」を抱えているという共通点があります。

裏を返せば、「自分はきちんと認められている」「見合った評価をされている」という意識があると、ハラスメントは起こりにくいのです。
そのためには良好なコミニケーションが不可欠であるとともに、社員を正当に評価する会社側の評価システムも重要です。


ハラスメントが起こる背景には、ほかにもさまざまな要因があります。その一つが、性別役割分担意識です。
男女平等の世の中になったとはいえ、私たちの中には性差の意識が依然としてあり、生活の中にしみこみ文化となって馴染んでいます。

たとえば、百貨店で「おままごと」の道具を買うと、レシートに「女児玩具」と記載される場合があります。
これは「家庭での料理は女性がするもの」という考えの現われだと言えます。
これを不快に思う人がいれば、何とも思わないという人もいることでしょう。

男女の違いがあるのは、当たり前のこと。
お互いが違いを認めて尊重し合えればいいのですが、現実には上手くいっていない場合も多々あるようです。

性別役割分担意識と並んで問題含みなのが、古典的な価値観です。
いわゆる「昭和の発想」と揶揄されるもので「会社や上司は絶対」という考え方です。
若い世代を中心とした、家庭や仕事以外の時間を大切にしたいという人たちにとっては、受け入れにくいものとなっています。

上司が部下との距離を縮めたいと思って飲みに誘っても、業務時間以外に拘束されることを嫌う部下に断られる……。
こういった構図が固まってしまうと、一向に距離が縮まらず、お互いに不満が溜まってしまいます。

【「誰もが被害者」な環境を作らないために】

しかしながら、「嫌だ」と思ったことをなんでも「ハラスメント」と解釈していたのでは、誰もが被害者になってしまいます。

どちらにも主張や要望があるのは当然なので、お互いが少し心を開いて歩み寄る姿勢をとり、上手く擦り合わせしていくことこそが大切です。
まずは相手の顔を見て、普段からの何気ない「声かけ」を心がけてみましょう。自分が考えていることを率直に話し、相手にも率直に話してもらうために、お互いに ”びくびく” していては埒が明かないのです。

さまざまな立場や性差、価値観を認めていく柔軟な姿勢がハラスメントをなくす大きなカギです。
信頼関係があれば、多少のことで会社を巻き込んだ大問題に発展することは、まずあり得ません。
相手を尊重し、思いやりを持って接すれば、ハラスメントとは無縁の職場を作っていくことが可能なのです。
現に今から20~30年前には、セクハラという言葉が出てくる以前にこんなハラスメントが騒がれてはいなかったでしょう…
それは果たして皆さんが「我慢」をしていたからでしょうか?

コミュニケーションもあり、風通しのいい社会で人(社員)を大切にする日本人の助け合いの文化や風潮が良かった部分が大きく割合を占めていたはずです。
確かに本当のセクハラやパワハラも多少はあったと思います。
ただ、そのあとのフォローがありましたよね。
真の問題を深堀せずに、2010年頃からスマートフォンが一気に普及されはじめ、ネット社会やSNSが急速に加速する中で、雇用する側も、される側も小さな事から目を瞑ってきてこういった結果がより加速したと私自身は感じます。
(一部、個人的見解が含まれている部分もありますがご理解の程宜しくお願い致します)

「言論の自由と称して何でも言ったもの勝ちという風潮」
「過保護になりすぎて、言いたい事も言えない社会」

「ハラスメント」と騒いでいる方、本当にそれ上司や同僚の責任ですか?
TVやドラマ、ネットの都合のいい情報だけ見て鵜呑みにしているのか、本当に深刻なハラスメントとなるのか?
もう一度、冷静になって考えてみる事も必要かもしれませんね。

皆さんはどう思われますか?


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