【過去と他人は変えられない──でも、自分自身は?】

「最近の若い者は…」
そんな言葉は、昔からよく聞かれます。
でも今、少し違った形で「大人」の問題が表面化しているようにも感じます。
モンスターペアレントに、すぐに「ハラスメントだ」と騒ぐ大人たち。
何か少しでも不満があればSNSで攻撃する人々。
現実では何も変えようとせず、ただ文句を言い続けるだけ。
「幼稚な大人」とも呼ばれていますね。
現場で接する度に思うことがあります。
「人は、そう簡単には変わらない」
【「くれくれ君」=現場で言う“乞食”タイプ】

私のキャリアの中(まだ車椅子になる前)で、内装業という現場仕事が最初でした。
そのときよく聞いた言葉が「乞食(こじき)」という表現です。
今ではその言葉が問題視されることも多いかもしれませんが、
無駄に過保護にされる風潮が逆に、こういったタイプを生んだのかもしれません。
「くれくれ君」や「乞食タイプ」の特徴は、実は非常に共通しています。
その特徴は、現場や教室でよく見かけるものです。
✅「自分で動こうとせず、答えを求める」
問題が起きると、最初に聞くべきは「自分で考えて調べる」ことですが、
その前に「誰かに答えをもらおう」とする傾向が強い。
✅「効率やコストばかり重視する」
努力せずに「短期間で結果を出したい」「ラクして得たい」と考える。
その結果、本当の成果が得られない。
✅「感謝より要求が先に来る」
「ありがとう」を言う前に、常に「もっと教えて」や「これもお願いします」が先に来る。
✅「できない理由を自分以外に求める」
他人や環境のせいにし、自分の努力を軽んじる。
失敗の原因は自分ではなく、外部にあると思いがち。
✅「他人に厳しく、自分に甘い」
他人のミスを厳しく指摘する一方で、自分のミスを認めることができない。
✅「挑戦しない、変化を恐れる」
新しいことに挑戦しようとせず、現状維持を好む。
変化を怖れ、進歩を避ける。
【「くれくれ君」=“乞食”タイプの実例】

さらに具体的な実例を挙げてみます。
これらは実際に見かけた「くれくれ君」たちの行動パターンです。
✅ 「教えてもらうことを前提にしている」
現場や学習の中で、最初に自分で調べたり、考えたりすることなく、
「これ、どうするの?」と最初から人に聞く。
その後、教えてもらったことをすぐに忘れ、また同じ質問を繰り返す。
✅ 「一度教えてもらったことをすぐに忘れる」
何度も教えてもらったのに、同じ内容を繰り返し聞く。
教える側は根気よく説明しますが、改善の兆しが見えない。
✅ 「感謝の気持ちが薄い」
教えてもらったり、助けてもらったりしても、
「ありがとう」という言葉が出ない、もしくは言っても心がこもっていない。
✅ 「自分の都合ばかりを押し付ける」
「こうしてほしい」「ああしてほしい」と要求ばかりで、
自分からの提案や協力はほとんどない。
人に与えられる価値を考えない。
✅ 「他人の成功を妬んで、理由を探す」
他人がうまくいった場合、その成功の理由を「運が良かった」などと
他人に責任を転嫁する。
自分ができない理由を他人の成功に結びつけて納得しようとする。
✅ 「与えられたものを当たり前と思う」
ありがたくもらったものを当たり前のように考え、感謝しない。
次からも同じように与えられることを期待する。
【変わるには、まず“自分の考え方”を見直すこと】

では、どうすれば「くれくれ君」や変化しない自分を脱却できるのか?
まず最初に必要なのは「考え方を見直すこと」です。
「自分は変わるべきだ」と真摯に思えるかどうかが、カギになります。
そのためには、次のようなマインドセットが必要です。
「幼稚な大人」から育ってしまう子供さんも可哀そうですよね。
✅「自分の“思い込み”を見直す」
「効率的に物事を進める=楽をする」といった誤った前提を見直すこと。
楽に済ませようとせず、努力する覚悟を持つ。
✅「結果はすぐに得られるものではないと認識する」
長期的な努力と時間をかけることで得られる成果を理解すること。
すぐに結果が出ないからといって諦めず、継続することが重要。
✅「他責から自責へ」
自分の結果や行動を他人や環境のせいにするのではなく、
自分に責任があると認め、自分を改善する方法を考える。
✅「失敗を恐れず挑戦する」
新しいことに挑戦することを恐れず、失敗から学ぶことを重視する。
成長は「挑戦→失敗→学び→改善」の繰り返しから生まれます。
✅「素直に学ぶ姿勢を持つ」
謙虚に他人から学び、意見を受け入れる柔軟性を持つこと。
学びに対して「出来ない」「難しい」と決めつけるのではなく、挑戦すること。
【最終的に変われるのは「自分自身」】

「過去と他人は変えられない」というのは、いくら努力しても変わらない部分です。
しかし「自分自身」だけは変えられます。
自分を変えるために必要なのは「覚悟」と「行動」です。
考え方を少しずつ変えていけば、その行動が自然に変わり、
結果的に周りも変わっていきます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、
少しずつ、自分にできることから始めていけば、必ず変わることができます。
【まとめ】

過去は変えられませんし、他人を変えることも出来ません。
でも、自分だけは変えることができます。
「考え方」「姿勢」「行動」が変われば、人生が変わります。
自分を変える力を信じ、少しずつでも前に進んでいきましょう。
変わりたいという気持ちが、その第一歩です。
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