『なぜ「できない人」ほど謝れず、スキルも伸びないのか?』

── 転がり方を知らない大人の共通点
【違和感の正体──転んだことがないまま大人になる】

最近、年齢に関係なく多くの人と接する中で、強く感じる”違和感”があります。
それは、
「まだ転び方を知らないのに、起き上がり方だけを学ぼうとしている人が増えた」
ということです。
特に若い人に多いと感じますが、中年と呼ばれる年齢層の中にもここ最近目立ってきている印象を感じます。
「転ぶ前提で生きる経験」そのものが圧倒的に少ない一方で、
「失敗しないための起き上がり方(=正解・安全策)」だけを先に学ぼうとしている
──そんな印象があります。
本来は、
✅「転ぶ」
✅「痛みを知る」
✅「恥をかく」
✅「どうにもならない感情を味わう」
その過程があって初めて、
「自分なりの起き上がり方」が身につくはずなんですよね。
ところが今は、
✅「失敗しない方法」
✅「傷つかない選択」
✅「評価を落とさない立ち回り」
が先に提示されすぎていて、
”転び方そのものを経験する前に、避けることが目的化している”ように見えます。
だから、
✅「少しつまずいただけで立てなくなる」
✅「思い通りにいかないと「向いてない」と結論づける」
✅「誰かのせい、環境のせいにして終わる」
これは若さの問題というより、
”転ぶ経験を奪われてきた結果の幼さ”なのかもしれません。
大人にも同じ傾向の人は確実にいます。

年齢を重ねて痛感するのは、
人生において、
✅「転ぶことは避けられない」
✅「しかも転び方には「型」がない」
✅「何度も転んだ人ほど、静かに立ち上がれる」
という現実ですよね。
”転ばない人生”ではなく
「転んでも立ち上がれる人生」
そのためには
「転び方を知ることすら、実は将来への大切な学び」
「失敗しないこと」「 怒られないこと」「 傷つかないこと」
これらは一見、賢く生きているようにも見えます。
しかし、人生でも仕事でも学びの場でも”転ぶことは避けられません”
にもかかわらず、転ぶ前提を持たないまま大人になると、 小さな失敗ですら受け止められなくなってしまいます。
【「ありがとう」「すいません」が言えなくなる理由】

✅「まず相手の感情を受け止める」
✅「自分の非を一度引き受ける」
✅「その後で初めて、事情や理由を話す」
この順番を体で叩き込まれた方は、
社会に出てからの”対人関係の転び方・起き上がり方”を自然に身につけている。
10代の頃は意味が分からなくても、
年を重ねると、
「あぁ、あれは“人として立ち上がる訓練”だったんだな」
と腑に落ちる瞬間が来るんですよね。
今は、
✅「説明する力」
✅「ロジック」
✅「自己主張」
ばかりが評価されがちで、
”頭を下げる力、引き受ける力、黙る力”が軽視されている。
だから、
✅「謝れない大人」
✅「感謝を言えない大人」
✅「何かあるとすぐ「でも」「だって」が出る大人」
が増えてしまったように感じます。
これは社会の中で生きていくうえで”凄く大切な事”であり、出来ない人は
凄く勿体ないことをしている。
そして”大きな損”をしている事に気付いているのでしょうか?
”転んだ経験が少ない人”ほど、ある特徴が現れます。
それが、
✅「感謝を言葉にしない」
✅「謝罪を避ける」
という態度です。
”謝る”ことは本来、
✅「自分の価値を下げることでも」
✅「相手に負けることでも」
ありません。
しかし”転んできていない人”ほど、
「謝る」=「負け 非を認める」=「自分が否定される」
と誤解します。
その結果、
”理由を先に並べ、 自分を正当化”しようしている。
と捉われてしまいます。
「ありがとう」「すいません」が言えないのは、 性格ではなく”経験不足の表れ”なのです。
細かく特徴を分析してみましょう。
あなたの周りにも居ませんか?
「謝れない・自分本位な人の典型パターン」

① 周囲が同調しないと高圧的になる
👉 「論理で勝てない」=「声量と圧でねじ伏せようとする」
状態ですね。
本当に筋が通っている人は、相手が黙って聞いてくれます。
高圧的になる時点で「不安」「焦り」「自信のなさ」が透けて見える。
② 話がやたら長い
”話が長い”=”説明が多い”
ではなく、
👉 「要点を一言で言い切れない」
👉 「自分の非をぼかすために情報を水増ししている」
経験上、
謝れる人ほど話は短い
「すみませんでした。私の判断ミスです」
で終わる。
③ 論点をずらす(論点拡散型)
これ、分かってる人から見ると
本当に“丸分かり”ですよね。
✅「それは今回の話じゃない」
✅「過去の話を持ち出す」
✅「相手の人格に触れ始める」
こうなった瞬間、
”もう負けを認めている”のと同じです。
なぜそうなるのか?
結局、根っこは一つで
「転んだ経験がない」もしくは「転ぶことを極端に恐れている」
✅「自分が間違える」
✅「評価が下がる」
✅「下に見られる」
これを避けるために、
✅「声を荒げ」
✅「話を引き延ばし」
✅「論点を移動させる」
でも、周囲は冷静に見ている。
だから余計に空回りする。
対照的な人の特徴
面白いことに、
本当に信頼されている大人は真逆ですよね。
「声を荒げない」
「話が短い」
「それは私のミスだ」と言える」
「必要以上に弁明しない」
転び慣れているから、
”起き上がり方を人に見せる必要がない”
【幼稚な大人が生まれる構造】

まだまだ若い10代、20代前半ならば、まだしも…
ある程度の年齢を重ねた場合なら、あなた自身も、そして関わる全ての人にもいい影響をもたらす事は出来ません。
”幼稚で身勝手な人”と思われてしまうでしょう。
こうした人たちには、共通する行動パターンがあります。
✅「高圧的な口調になる」
✅「話がやたらと長い」
✅「論点をずらしていく」
一見すると自信満々ですが、実際は逆です。
本人にそのつもりがなくても、聞く側からすると
「自分は悪くない」「仕方なかった」と
”正当化のために話しているようにしか聞こえない”んですよね。
自分に自信がないからこそ、 自分を大きく見せようとする。
この構造は「会話」の中や「履歴書」「職務経歴書」にも表れます。
成功談ばかりが並び、 失敗や試行錯誤が書かれていない。
さらに厄介なのが、社内で注意や説明を受けた際に、
✅「それはハラスメントです」
✅「労基法に違反しています」
といった言葉を持ち出すケースです。
本来、守るための制度が、”考えないための盾”として使われてしまう。
これは「転び方」も「立ち上がり方」も、 どちらも学べていない状態だと言えます。
【転び方を知る人が、最後に伸びる】

大切なのは、転ばないことではありません。
転んだあと、どう考えるか…
✅「なぜそうなったのか?」
✅「何を見落としていたのか?」
矢印を自分に向けて考えることで、”同じ転び方”をしなくなります。
転ぶ回数が増えるほど”失敗への免疫”ができ、 人の話を”否定”から入らず、 まず聞けるようになります。
最後に、パソコンスキルの話をさせて下さい。
パソコン学習は、 思った通りに動かないことの連続です。
だからこそ、

✅ 「できない自分を受け入れられる」
✅ 「原因を自分に向けて考えられる」
✅ 「人の話を素直に聞ける」
こうした姿勢を持つ人ほど、 スキルは確実に身についていきます。
当教室では操作方法だけでなく”転んだ時にどう考え、どう立ち上がるか”を大切にしています。
「できない」から始めて大丈夫。
”転び方”ではなく「転がり方を知ること」

私たち自身も、まだまだ未熟な点ばかりです。
幾つになっても、転ぶことはあります。
けれども、それは挑戦しているからだと私たちは考えています。
こんな「激動の時代」と呼ばれる今を生きる中で、
転ばないことよりも”転んだあとにどう考え、どう立ち上がるか”
その積み重ねが、人としての成長にも、仕事で使えるスキルにも、
きっと繋がっていくのではないでしょうか。
皆さんはどう思われますか?
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