こんにちは、少人数制マンツーマン個別指導のパソコン駆け込み寺♪
「パソコン駆け込み寺 岡山下中野教室」の田邉です。

前回のBLOGで『二極化』というタイトルで、実際の生徒の方のお声などを皆様にお伝えしていこうというBLOGを綴りました。
特に、ここ2、3年の世の中のスピードが物凄い勢いで変化しているという事も記載しました。
　

※このBLOGに記載された内容は実際のパソコン駆け込み寺 岡山下中野教室の生徒の方のお話しで、ご本人様の承諾を得て記載しております。
本名では記載出来ませんので(例：A様という)記入方法で記載いたします。
では、早速ですが実際に生徒の方からお伺いしたお話しをしていきましょう。

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今から、約4年前くらいのお話しになります。
Kさん(女性：当時40歳)：総合病院勤務(看護助手)
　

某総合病院の看護助手に転職されたKさんから、当教室でパソコンを習いたいとご連絡がありました。
無料体験時、今まで結婚後、色んな職に就いたがパソコンに携わる仕事はほぼなかったと言います。
　

看護師とは違い、看護助手です。
入院患者の方のベッドのシーツ交換や、お食事のお世話や、看護師の助手的サポートがメインの仕事だと仰っていました。
僕の頭の中では、看護師の方は電子カルテにインプットしていく事はなんとなくは分かるが、看護助手の方にパソコン操作が必要なのかと半信半疑でKさんに聞いてみると、多少はあるが、今後の事(新たな転職や今の時代にパソコンはやっておいた方がいいと思うんです)との事。

文字入力は出来ていたので「パソコンのいろは」から「Word」「Excel」「Mail」「Power Point」を学習するコースに入りました。
　

仕事帰りや、不定休の為、休日や仕事帰りにLESSONに通われていました。
大体、週2～3回通われていました。
　

ある日、LESSONの中でお仕事のお話しになり、こんなお話しをしてくださいました。
同僚に10年選手の先輩(女性)が居られたそうです。
パソコンを習いに行っている事を伝えると、彼女はこう言ったそうです。
「別に、今使えてる部分で困っている事はないのに、何でお金まで払って習いに行く必要があるの!?」

でも、Kさんの考え方は、その先輩の方とは違っていました…
ここで、少し話しが変わりますが、こういったケースでよく”ブレる”方をお見受けします。
「パソコンなんて会社の中で教えてもらえるから、習う必要なんてないよ…」
「文章作成なんて、ウチの会社はExcelでやっているから、Wordなんて使わないよ…」
「え、そうなんだ～!!」
「だったら、習う必要なんてないか!!」
　

「はい、二極化してますね!!」
「2通りの考え方、道があるわけですね」

人間というのは、どちらかといえば ”楽な道” を選ぶ人の方が多いのかもしれません。
※個人的な感想なので、そのあたりはご理解のほど宜しくお願い致します。
　

ただ僕の友達の中でも2通りの考え方の方が居られます。
「こっちの道は、このまま定年まで問題なくいけば安泰だな…」
「会社である程度の事はやった。今度は早期退職して新しい事に挑戦してみよう、大変そうだけど楽しそうだから…」
こういった感じです。
　

別にどちらにも「正解」も「不正解」もないと思います。

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少々、脱線しましたが、話しを元に戻しましょう。
Kさんは、教室でグングンと力を付けていきました。
分からないトコロは、キチンと分からいと言って下さる方で、自分の納得いくまで何度も復習されていました。
　

そんなある日、「看護助手もパソコンをもっと使えるようになって欲しい」と病院側から言われたらしいです。
病棟に張り出す、ちょっとした「お知らせ」「電子カルテの入力」etc.
細かい詳細は僕も全部は、把握できていませんが以前に比べ、パソコンに触る時間が一気に増えたそうです。
　

Kさんは、そこそこ出来るようになっていたので、上司の言ってる事も理解が出来たし、割とてきぱきと業務に対して大きく困った事もなかったようです。
分からない部分は上司に聞き、解決できているとも仰っていました。
本当に習っておいてよかったとも…
　

さぁ、そこでKさん以外の看護助手の方々の動向です。
今まで、決まったことを決まった項目の箇所への入力のみだったわけですから、いわゆる作業ですね…
　

急にそんな事言われても、勿論即座には対応出来るはずもありません…
「基礎」が分かっていないので、教えてもらっても理解が出来ない状態です。
「Word」が何をするものなのか、「Excel」ってどういう時に使うのかも分かっていない状態です。
　

その病棟で働いていた看護助手の方は４名
１名は、さっさと辞めていったそうです。
さて、他の同僚も、分からないところをKさんに聞きながら、何とかその場しのぎで行っていたそうですが、Kさんも説明するのは大変ですと仰っていました。
　

それから半年くらい経った頃です。
社員の中で「ランク」をつけられる取り組みが導入されたようです。
※ 僕が以前働いていた会社でもありましたし、最近では特に驚く話しでもありませんね。
Kさんの病院の看護助手の中ではランク１～ランク５までの５段階
　

半年ごとに直属の上司と面談し、社員のレベルUPを計ろうという考え方です。
勿論、給料やボーナスにも反映します。
　

Kさんの評価は…
ランク4だったそうです。
　

先述で登場した10年勤務の先輩の評価は…
ランク２だったようです…
　

約１年半の後輩と、10年勤務のベテラン看護助手
勿論、パソコン操作だけが評価対象ではなかったと聞きますが、勤務態度、勤怠、総合評価ですが、10年勤務のベテラン看護助手の方は面白くありません…
　

Kさんは色々と聞かれたそうです。
定時社員なので、時給制です。
Kさんは時給UP、10年勤務の先輩は時給DOWN…
　

先輩社員は、上司に直談判に行ったそうです。
が、上司に言われたのは院内全体の「働き方改革」の推進を進めていこうという会社の方針だと説明されたようです。
　

現在の2022年では、NEWSなどでも当たり前のように報道されていますが、Kさんの勤める某病院ではいち早く導入されたようです。
出来る人には給料を上げる、さぼる人や向上していない人は現状維持もしくは減額、ボーナスも同様だと。
　

僕が行っていた会社員時代もそうですが、頑張る人は頑張るが、諦める人もいました、陰で出来る人に対しての誹謗中傷やいじめが起きた事もあり、企業側もなかなか今でも踏み切れない会社があるのも事実でしょう…
　

ただKさんは、挫けてもいませんし笑ってこう言っていました。
「先生～、私”はみご”なんよねぇ～」
※ はみご＝西日本の方言みたいなもので、はみだしている、はみだされている。
※ 仲間外れにされているといった意味

Kさんは、僕らSTAFFから見ても強くて優しい女性でした。
シングルマザーで、２人の子供さんを育てています。
そのあたりも仕事に対しての情熱に結びついているのかもしれませんね…
　

その後も、また１名看護助手の方が退職され、新しい看護助手の方達と楽しくやっているそうです。
さて、10年選手の先輩社員はどうなっていたのでしょうか…!?
大体、皆さん想像がつくと思いますが…
あまりいい現実ではないようですね…
　

今は、もう卒業されているKさんですが最近、教室の近所にお引越しされてこられ、ワンちゃんのお散歩で教室の前を通られますので、たまにお話しする機会があります。
　

あの頃のままと同様、元気で明るくて強い女性です。
もう、何年も前に通われたのにもかかわらず、私はこの教室で始まったと仰ってくれる彼女に僕らSTAFFも元気を頂いています。

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別にパソコンがどうこうというお話しばかりではありません。
が、パソコンを使えることで彼女の未来が、大きく変わった事も真実です。
前回の『二極化』から『二つの道』
要は２通りの考え方があるという事を、今回のBLOGでお伝えできればと思い、Kさんのお話しをUPしました。
　

そういった経験がある方も居られるかもしれません…
今、そういった事でお悩みになっている方も居られるかもしれません…
　

『二つの道』に、正解も不正解もありません。
要は自分の心が決めていくものだと僕は思います。
ただ、「武器も持たずあなたは戦えますか!?」
　

あなたの未来は、あなた自身
こんな時代、現在(いま)をどう生きていくか…!?
　

こんなお話しを沢山の生徒の方としていますので、今後のBLOGにもUPしていきたいと考えております。
　

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